昨日のメルマガでは
着地中の時間がどうこうよりも
着地中の踵の動き方の話をしました。
この論文は、以前も紹介したことありますけど
ケニア人トップランナーと日本人トップランナーを比較検討した論文です。
この15ページがオモロイ!
「支持期距離」と「接地時間」、そのグラフの下のスティックピクチャ。
接地時間はケニア人トップランナーの方が長い。
支持期距離、つまり足が地面に着いてる間に移動した距離も長い。
このスティックピクチャだけをみると
胴体部分が表現されてないですけど
(スティックピクチャだと限界がありますけど)
ケニア人選手は日本人選手と比べて、離地のポイントが、胴体よりもだいぶ後ろにありますよね?
で、このスティックピクチャでもう一つわかりやすいのが
日本人選手とケニア人選手の踵の動き方。
これを見ると、日本人選手は足関節の底屈運動が強調されてるのが
すごくよくわかります。
足関節の底屈運動は、前進する運動にブレーキをかけます。
この点は本当に誤解してるランナーが多い。
足音をパタパタ鳴らしまくって走ってる人は
一歩一歩、ブレーキかけながら走ってるってことです。
その走り、素足でできますの?
着地の時間は短い方がいい?
そうとも言えるし、そうとも言えない。
要は、地に「足」をちゃんと着けること。
そして、浮き「足」立たないようにすること。
簡単そうで、これがまた難しいんだなぁ・・・。
修行は続くよどこまでも・・・(^◇^;)
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