日本人が
マラソンという競技で
世界と戦う。



少しばかり前
高橋尚子選手や野口みずき選手が
2時間20分を切って
世界をリードしている時代もありました。



男子は
世界と渡り合った記憶というと
バルセロナオリンピックでの森下広一選手
東京世界陸上で金メダルの谷口浩美選手


あとは、やっぱり中山竹通選手。
ソウルオリンピックの代表選考会の
福岡国際マラソンで
中間地点を
1時間1分55秒で通過するという
驚愕の突っ込み。


ちなみに
現在のフルマラソン世界記録保持者である
ウィルソン・キプサング・キプロティチ選手が
2時間3分23秒を出した時のハーフの通過が
1時間1分34秒です。


中山選手の強気の突っ込みを
心理的にも肉体的にも支えていたのは
紛れもなくその練習量と質ではないかと考えるわけです。

当時の記事です。
http://www.fukuoka-marathon.com/playback/1987.html


もちろん中山選手は
最初から後半ペースダウンするつもりで
突っ込んだわけではないでしょう。



なぜならそのレースは
ソウルオリンピックの代表選考会。



下手は打てません。


そんな状況で
中山選手のこの走りです。



もちろん
ハーフだけで考えれば
現在は1時間1分55秒で走る選手は
日本にもたくさんいます。



しかし
フルマラソンの通過で
このタイムで突っ込める選手が何人いるでしょうか?



そして
そのタイムで突っ込ませる自信のあるコーチが
何人いるでしょうか?





結局
日本人がフルマラソンという競技で世界と戦うのであれば
アフリカの選手と同じ練習じゃダメなんじゃないでしょうか?



アフリカの選手と同じスタートラインに立った時に
おれはテメエよりもやることやってんからな!
という練習量と質が必要だと思うわけです。



なぜ1987年の中山選手ができて
2014年を走る選手にはできないのでしょうか?




結局
走って、走って、走る、走れる、故障しないで走れる。
そんな選手が強いわけです。



高橋尚子選手も
野口みずき選手も
まだまだ世界と戦える雰囲気を残しながら
結局は故障でフェードアウト。



ただ
そんだけやんないとダメ、とも言えます。



故障するかしないかのギリギリまで
走る。



それが結局
日本人が世界の選手と渡り合う肝だと思います。



しかし
そこまで追い込む手前で
故障しそうだから走りきれないという状況が
そこにあるんじゃないでしょうか?



中本選手がロンドンオリンピックで6位入賞を果たしましたが
中本選手の1万mのベストは
29分を少し切ったくらい(あれ、間違ってないですよね?)。


要は、1万mを27分台で走る選手が
もっとガシガシ行けよ!



ということなんでしょうが
その手前で故障しちゃしょうがない。



だ、か、ら・・・



走って走って、走りまくっても
故障しない体と
萎えないハートが必要なわけです。



ハイ、だいぶ前置きが長くなりました。



だーかーらー
シューズに頼るのではなく
自分自身の走りを見直す必要が出てくるわけです。



裸足で走ることで
効率良く走りましょう!というキャンペーンは
とかく勘違いされがちなんですが
楽して速くなろうというのとは違います。



マラソンという競技特性を考えると
如何に効率良く、楽に走るか?ではないように思うわけです。

四の五の考える前に
まずは走ること。


愚直なまでに
無駄な筋肉を削ぐのと同じように
無駄な思考も削いで
まずは走ること。



走りの効率を考えるのは大事ですが
その思考はたいてい
如何に走らないで強くなるか
という思考に結びついてしまっている気がします。



マラソンの競技特性というか
心理特性だと思うんですが
できるだけ楽して強くなろうという姿勢は
腰抜けを産むだけのような気がします。



余計な思考は
動きの流れを滞らせます。



選手が迷わずコーチの練習に取り組むこと。



そのためにコーチは
選手との信頼関係を築かなければなりません。



コーチが3日連続で40km走やると言ったら
迷わずやる。



そういう信頼関係です。



しかしコーチは
そのメニューを提示するのであれば
責任を持たなければいけません。



選手を故障させないこと。



その練習で
選手が強くなること。




練習量が増え、質が上がれば
もちろん故障のリスクは上がります。



だからこそ
だーかーらこそ
裸足で走るわけです。




裸足で走るのは
練習量を如何に少なくしていいタイムを出すか?
ということではなく
(もちろん、それでタイムを出せちゃう人もいますが)
如何にハードワークをこなしても
体への負担を軽減させることができるか、ということなんです。


バカみたいに
モノにばかり頼ってるから
こなさなきゃいけない練習がこなせない。


これだけは間違いない真実なんですが
どういうわけか誤認されてるから
あえて申し上げますが
シューズを履いてるから故障が防げる
なーんて保証は
どこのメーカーもしてませんからね。



シューズは
スペックが上がれば上がるほど
人間が馬鹿になる。



これは疑いようのない真実です。



モノの機能向上と
人間の機能低下。



これは間違いなくセットです。



逆に
これがセットではないという
説得ができる人って
いますか?



モノやサービスが過剰になれば
必ずそのフィードバックがかかります。



モノゴトは常に
色んな意思とは無関係に
バランスを取ります。



マラソンで世界と戦う。



だったら
練習するしかない。



しかも
スゴイ練習するしかない。



だけど
故障したら水の泡。



だから
故障しない体を作りたい。



そこまでは
多くのコーチが考えることです。



ただここで
故障しない体を作るために
多くのコーチは
何かを加える方向にしか目が向きません。



筋力をつける?


インソール使う?


サプリメント使う?



だから
選手が突っ込めないんです。



だから突っ込めない、ということを
コーチが気づかなければいけません。


突っ込む練習は
何も走ることだけで身につくものではないと思います。


ブっ飛ばないとダメ。


突き抜けてないとダメ。


そして
突き抜けるためには
選手自身のキャラクターも重要ですが
果たしてこのご時世
自分自身でブっ飛べる選手が
どれだけいるでしょうか?


だから
コーチの役割がものすごく重要。


選手との深い信頼関係を築いて
選手に迷いを与えない。


選手に
余計な思考は必要ないと
余所見させずに真っ直ぐ前を向かせること。


その上で
走って走って、走りまくる。


走りまくって故障したり
結果が伴わなければ
選手は余所見し出します。


だからこその、裸足。


省くこと。

削ぐこと。

それによって
磨くこと。




マラソンという競技で世界と戦う。

大変なことです。

しかし、日本人にできないことなんでしょうか?

僕はそうは思いません。



きっとまだまだやれる。





久々に長編記事ですが
何かの気づきになれば幸いです。



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